ETF売買動向＝12日前引け、ｉＳロボット、ジャス２０が新高値

　12日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比32.5％減の802億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同30.7％減の688億円だった。

　個別ではＪＡＳＤＡＱ－ＴＯＰ２０上場投信 <1551> 、東証マザーズＥＴＦ <2516> 、ｉシェアーズ　オートメーション＆ロボット　ＥＴＦ <2522> 、上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジあり <2569> 、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> が新高値。ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> が5.41％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> が5.04％高、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> が4.55％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.08％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が75円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金476億600万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均690億1400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が109億600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が30億9100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が25億2000万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が12億700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が12億400万円の売買代金となった。

株探ニュース