ETF売買動向＝9日前引け、マザーズ、野村電機精密が新高値

　9日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比28.7％減の1188億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同33.5％減の992億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　電機・精密 <1625> 、ＮＥＸＴ　情通サ他 <1626> 、上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジあり <2569> 、ＮＥＸＴ　小売 <1630> 、東証マザーズＥＴＦ <2516> など6銘柄が新高値。ダイワ日経ダブルインバース・インデックス <1366> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> 、ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> 、日経平均ベア上場投信 <1580> など9銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.45％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.30％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　アルミニウム上場投資信託 <1692> は3.82％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が33円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金696億4800万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金671億6100万円をやや上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が142億6700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が39億5300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が32億5800万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が19億4900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が15億5200万円の売買代金となった。

株探ニュース