ETF売買動向＝12日大引け、全銘柄の合計売買代金7588億円

　12日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比54.5％増の7588億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同51.3％増の6753億円だった。

　目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が15.15％高、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が5.40％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は12.02％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> は9.66％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> は6.98％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> は6.85％安、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> は6.39％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が167円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金3894億6400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金2164億8100万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が1752億5400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が248億円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が216億900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が209億500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が95億7000万円の売買代金となった。

株探ニュース