株価指数先物【昼のコメント】ソフトバンクグループの上昇がセンチメントを明るくさせる

配信元:株探
投稿:2020/04/14 12:26

 日経225先物は11時30分時点、1万9400円(+1.73%)前後で推移している。1万9140円とシカゴ先物の清算値であった1万9090円を上回って始まると、その後もファーストリテイリング <9983> が強い値動きをみせたほか、下落して始まったソフトバンクグループ <9984> が上昇に転じるなど、指数インパクトの大きい値がさ株がけん引する流れとなった。

 また、米ハイテク株高の流れから東京エレクトロン <8035>アドバンテスト <6857>TDK <6762> などハイテク株のほか、前日に決算を発表したファミリーマート <8028> の上昇なども安心感につながっている。225型のインデックス買いが断続的に入っているとみられ、225先物を押し上げる格好となっており、一時1万9480円まで上げ幅を拡大させている。

 なお、前引けの TOPIXは+0.96%高のため、日銀のETF買い入れは入らない。ただし、1万9500円水準を明確に上放れてくると見る向きは限られるとみられ、上値の重さを嫌気する流れにはなりづらいところである。一方で、1万9000円が支持線として意識される格好となったため、仕掛け的な売りも出しづらい。そのため、利食いが出やすいものの、短期筋のショートカバーが意識されやすく、足元のレンジ(1万9000~1万9500円)上限レベルで強弱感が対立しやすいところである。ソフトバンクグループの上昇はセンチメントを明るくさせている。

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