決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … カーブスＨＤ、Ｊフロント、インターアク (4月10日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の4月9日から10日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　パイプドＨＤ <3919>
　20年2月期の連結経常利益は前の期比3.6倍の14億円に拡大したが、21年2月期は前期比32.2％減の9.5億円に落ち込む見通しとなった。

▲No.2　北興化 <4992>
　20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比14.5％減の17.9億円に減り、通期計画の38億円に対する進捗率は5年平均の58.8％を下回る47.3％にとどまった。

▲No.3　フィルＣ <3267>
　20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結経常損益は2億2300万円の赤字(前年同期は100万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3919> パイプドＨＤ 　東１ 　 -15.25 　　4/10　本決算　　　-32.24
<4992> 北興化 　　　　東１ 　 -14.13 　　4/10　　　1Q　　　-14.48
<3267> フィルＣ 　　　東１ 　 -12.18 　　4/10　　　1Q　　　　赤転
<8095> イワキ 　　　　東１ 　 -11.97 　　4/10　　　1Q　　　-45.77
<7420> 佐鳥電機 　　　東１ 　 -11.68 　　4/10　　　3Q　　　-35.39

<4343> イオンファン 　東１ 　 -11.43 　　4/10　本決算　　　　　－
<8127> ヤマトインタ 　東１　　 -9.22 　　4/10　　上期　　　-79.16
<2918> わらべ日洋 　　東１　　 -8.85 　　4/10　本決算　　　-24.27
<7085> カーブスＨＤ 　東１　　 -8.63 　　4/10　　上期　　　　　－
<8016> オンワード 　　東１　　 -8.25 　　4/10　本決算　　　　　－

<7725> インターアク 　東１　　 -7.80 　　4/10　　　3Q　　　-19.07
<2686> ジーフット 　　東１　　 -7.59 　　4/10　本決算　　　　　－
<3046> ＪＩＮＳＨＤ 　東１　　 -6.76 　　4/10　　上期　　　 36.60
<8260> 井筒屋 　　　　東１　　 -5.70 　　4/10　本決算　　　　　－
<2168> パソナＧ 　　　東１　　 -5.67 　　4/10　　　3Q　　　 -1.14

<9418> ＵＳＥＮＨＤ 　東１　　 -4.63 　　4/10　　上期　　　 51.07
<3086> Ｊフロント 　　東１　　 -3.71 　　4/10　本決算　　　-76.59
<6136> ＯＳＧ 　　　　東１　　 -3.60 　　4/10　　　1Q　　　-35.71
<8185> チヨダ 　　　　東１　　 -3.33 　　4/10　本決算　　　　　－
<1430> １ｓｔコーポ 　東１　　 -2.33 　　4/10　　　3Q　　　-75.20

<9993> ヤマザワ 　　　東１　　 -2.29 　　4/10　本決算　　　-28.37
<3280> エストラスト 　東１　　 -1.69 　　4/10　本決算　　　 55.48
<9787> イオンディラ 　東１　　 -1.61 　　4/10　本決算　　　　3.45
<4668> 明光ネット 　　東１　　 -1.35 　　4/10　　上期　　　-13.93
<2157> コシダカＨＤ 　東１　　 -0.79 　　4/10　　上期　　　　4.79

<3543> コメダ 　　　　東１　　 -0.50 　　4/10　本決算　　　　　－

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース