ETF売買動向＝17日前引け、日経インバ、野村４百Ｄイが新高値

　17日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比85.2％増の6905億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同88.0％増の6325億円だった。

　個別では国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、日経平均ベア上場投信 <1580> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> 、ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> 、ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> など19銘柄が新高値。上場インデックスファンド豪州リート <1555> 、ＵＢＳ　ユーロ圏小型株 <1388> 、ｉシェアーズ・コア　日経２２５　ＥＴＦ <1329> 、ダイワ上場投信－トピックス <1305> 、ＵＢＳ　ユーロ圏大型株５０ <1385> など85銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＯｎｅ　ＥＴＦ　ＪＰＸ日経中小型 <1493> が16.17％高、ＵＢＳ　先進国株 <1394> が11.76％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　アルミニウム上場投資信託 <1692> が11.57％高、ＵＢＳ　欧州株 <1386> が10.70％高、ＵＢＳ　英国大型株 <1389> が5.26％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は11.84％安、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> は9.69％安、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2513> は7.74％安、ＮＥＸＴ　金ブル <2036> は7.22％安、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> は6.16％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が78円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2919億4400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1956億700万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が2568億8200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が203億3500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が177億3900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が135億6500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が90億6000万円の売買代金となった。

株探ニュース