日経平均は3日ぶり大幅反落、新型コロナ懸念拡大、海外株安や円高も

配信元:フィスコ
投稿:2020/03/06 16:16
日経平均は3日ぶり大幅反落。5日の米国市場でNYダウは大幅反落し、969ドル安となった。4日にはカリフォルニア州で非常事態宣言が出るなど、米国でも新型コロナウイルスの感染が広がり、経済や企業業績に悪影響を与えるとの懸念が強まった。本日の日経平均も米株安の流れを引き継いで319円安からスタートすると、その後下げ幅を拡大。円相場が一時1ドル=105円台後半まで上昇したことや、アジア株が総じて軟調だったことも重しとなり、後場には20613.91円(前日比715.21円安)まで下落する場面があった。

大引けの日経平均は前日比579.37円安の20749.75円となった。終値としては昨年9月4日以来の安値水準となる。東証1部の売買高は17億4964万株、売買代金は2兆8335億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、鉄鋼、証券、非鉄金属が下落率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の98%、対して値上がり銘柄は2%となった。

個別では、ソフトバンクG<9984>が6%の下落となったほか、トヨタ自<7203>、ソニー
<6758>三菱UFJ<8306>など売買代金上位は軒並み軟調。ただ、ファーストリテ<9983>は相対的に小幅な下げにとどまった。前日に決算発表した銘柄では積水ハウス<1928>や日本ハウスHD<1873>が大きく売られ、ラクーンHD<3031>は東証1部下落率トップ。直近上場のカーブスHD<7085>はストップ安水準で取引を終えた。一方、売買代金上位では7&iHD<3382>が逆行高となり、6%近い上昇。米社買収を断念すると報じられ、懸念が後退したようだ。ウエルシアHD<3141>などのドラッグストア株や、キョーリンHD<4569>などの医薬品株の一角にも買いが入った。また、ティーライフ<
3172>が東証1部上昇率トップとなった。
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配信元: フィスコ

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