日経平均は321円高でスタート、ZHDやSUBARUが上昇

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;23641.10;+321.54TOPIX;1722.95;+21.12

[寄り付き概況]

　6日の日経平均は前日比321.54円高の23641.10円と大幅に続伸で取引を開始した。5日の米国市場は、NYダウが483ドル高と大幅に続伸し、29000ドルを回復。中国・浙江大学の研究チームが新型肺炎の効果的治療薬発見との中国テレビ報道が材料視された。また、1月ADP雇用統計が15年5月以来の大きな伸びとなったほか、ISM非製造業指数も予想を上回る堅調な内容となったことが材料視された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比330円高の23690円と強い値動きをみせたほか、円相場は1ドル109円80銭台と円安に振れて推移している。この流れから本日の日経平均は300円を超える上げ幅での続伸スタートとなった。その後も、さらに上げ幅に拡げる動きとなっている。

　業種別では、鉱業、パルプ・紙、非鉄金属、石油・石炭製品、ガラス・土石製品、保険業、金属製品、鉄鋼などを筆頭に全業種がプラスで推移している。売買代金上位では、パンパシHD<7532>の上昇が目立つほか、ファーストリテ<9983>、イビデン<4062>、ZHD<4689>、SUBARU<7270>、日本電産<6594>などがプラスで推移。一方、コロプラ<
3668>、スクエニHD<9684>の下落が目立つほか、富士通<6702>がマイナスで推移している。
＜FA＞