ETF売買動向＝30日大引け、全銘柄の合計売買代金2784億円

　30日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比41.0％増の2784億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同62.0％増の2588億円だった。

　個別では中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> が新高値。ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　産業用金属 <1686> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が6.99％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> が3.54％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.52％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　貴金属バスケット <1676> は11.91％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は8.79％安、ＵＢＳ　先進国株 <1394> は7.10％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は5.14％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は5.14％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が401円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1696億6400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1171億7100万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が433億500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が92億300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が86億7400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が73億9200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が32億3200万円の売買代金となった。

株探ニュース