マザーズ指数は大幅反落、IPO銘柄へと資金向かう、JTOWERの初値は2620円

配信元:フィスコ
投稿:2019/12/18 16:17
 本日のマザーズ指数は大幅反落であった。前日の米国株式市場では、英首相が欧州連合(EU)離脱について20年末までに完了する方針を示したことで、今後の混乱を予想する見方から上値は限られた。為替市場においても円安進行が一服となるなか、本日のマザーズ市場には朝方から売りが先行した。物色としても、現状は指数に寄与しない直近IPO銘柄へと短期資金が流入した一方で、マザーズ時価総額上位は揃って売られる展開となった。足元で軟調であったバイオ株の戻りも総じて鈍く、マザーズ指数は後場一段安になった。なお、マザーズ指数は大幅反落、売買代金は概算で1543.47億円。騰落数は、値上がり78銘柄、値下がり221銘柄、変わらず8銘柄となった。
 値下がり率上位銘柄では、イトクロ<6049>ソレイジア<4597>が7%安になったほか、シャノン<3976>アクトコール<6064>もそれに続いて大きく売られた。売買代金上位銘柄では、サンバイオ<4592>フリー<4478>メルカリ<4385>、GNI<2160>、そーせい<4565>エヌ・ピー・シー<6255>、HEROZ<4382>が軟調。一方で、アリババグループであるAlifishが運営する「造点新貨」との業務提携を発表したマクアケ<4479>がストップ高水準まで買い進まれたほか、ランサーズ<4484>メドレー<4480>といった直近IPO銘柄の上昇が目立った。
 なお、本日はマザーズ市場に3社が上場した。ユナイトアンドグロウ<4486>が買い気配のまま初日値付かずになったほか、JTOWER<4485>の初値は2620円(公開価格を63.8%上回る)、BuySellTechnologies<7685>の初値は3720円(同92.7%上回る)であった。そのほか、前日に上場したウィルズ<4482>が本日につけた初値は4535円(同約4.7倍)となった。
<SK>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
3,425.0
(12/03)
+105.0
(+3.16%)
489.0
(12/03)
-5.0
(-1.01%)
1,012.0
(12/03)
-2.0
(-0.19%)
1,958.0
(12/03)
+32.5
(+1.68%)
4478
3,050.0
(12/03)
0.0
(---)
501.0
(12/03)
+6.0
(+1.21%)
4,325.0
(12/03)
-45.0
(-1.02%)
602.0
(12/03)
-1.0
(-0.16%)
224.0
(12/03)
-1.0
(-0.44%)
3,585.0
(12/03)
-5.0
(-0.13%)
1,145.0
(12/03)
+19.0
(+1.68%)
1,112.0
(12/03)
-16.0
(-1.41%)
910.0
(12/03)
-46.0
(-4.81%)
50.0
(12/03)
0.0
(---)
262.0
(12/03)
+8.0
(+3.14%)
695.0
(03/29)
-9.0
(-1.27%)
910.0
(12/03)
-7.0
(-0.76%)
5,270.0
(12/03)
+220.0
(+4.35%)