午前:債券サマリー 先物5日ぶり反発、リスクオフ地合いで買い優勢
4日午前の債券市場で、先物中心限月12月物が5日ぶりに反発した。米中貿易協議の早期合意期待が後退したことでリスク回避の動きが強まり、前日の米国債市場で長期金利が大幅低下した流れを引き継ぎ、買いが優勢となっている。きょうの日経平均株価が一時300円を超える下落となったのも債券にとって買い材料となった。ただ、財務省が前日に実施した10年債入札が債券需給の緩みを意識させたほか、明日30年債入札も控えていることから寄り付き直後につけた153円06銭を高値に上昇幅が縮小している。
午前11時の先物12月限の終値は前営業日比18銭高の152円72銭。出来高は2兆3302億円となった。現物債の利回りは、10年債が前営業日比0.015%低下のマイナス0.040%、20年債が0.020%低下の0.270%だった。
出所:MINKABU PRESS
午前11時の先物12月限の終値は前営業日比18銭高の152円72銭。出来高は2兆3302億円となった。現物債の利回りは、10年債が前営業日比0.015%低下のマイナス0.040%、20年債が0.020%低下の0.270%だった。
出所:MINKABU PRESS
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