17日のマザーズ先物は前日比4.0pt高の831.0ptと反発した。なお、高値は832.0pt、安値は823.0pt、取引高は891枚。本日のマザーズ先物は、昨日まで4日続伸で1000円超と急ピッチで上昇していた日経平均が小幅レンジでの動きとなるなか、中小型株が集まる新興市場に物色の目が向けられるかたちで反発となった。前日の米国市場は、引き続き一部企業の好決算が材料視されて底堅さが意識されるものの、9月の小売売上高が前月比0.3%減と市場予想(0.2%増)を下回ったことや米中協議の合意事項に対する懸念が嫌気され、主要3指数はそろって小反落となった。こうした中、日経平均は米国株安と業績底入れ期待の綱引き状態となり、こう着感の強い展開となった。一方、当のマザーズ先物については、ナイトセッションの間は大きな動きは見られなかったが、日中取引については、これまでの東証1部市場における上昇相場に置いていかれていたこともあり、本日は久々に投資家の物色の目が向き、小反発となった。売買代金上位では、エディア<3935>、ブシロード<7803>をはじめ、指数インパクトの大きいところそーせい<4565>やミクシィ<2121>などが上昇した。一方、ロゼッタ<6182>、サンバイオ<4592>は軟調であった。
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