日経平均は大幅に3日続伸、米中部分合意で400円超高

配信元:フィスコ
投稿:2019/10/15 15:44
日経平均は大幅に3日続伸。米中が11日まで行った貿易協議で部分的な合意に達したと伝わり、日本の3連休中に海外株は大きく上昇。円相場は1ドル=108円台前半に下落し、連休明けの日経平均はこうした流れを好感して264円高から、また節目の22000円台をおよそ3週間ぶりに回復してスタート。寄り付き後も先物の買い戻しなどが入り、大引けにかけて22219.63円(前週末比420.76円高)まで上昇する場面があった。ただ、後場は値幅が65円ほどにとどまり、高値圏でややこう着感を強めた。

大引けの日経平均は前週末比408.34円高の22207.21円となった。終値としては4月26日以来、およそ5カ月半ぶりの高値水準。東証1部の売買高は12億8408万株、売買代金は2兆3125億円だった。業種別では、海運業、医薬品、建設業が上昇率上位で、その他も全般堅調。石油・石炭製品のみ下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の88%、対して値下がり銘柄は10%となった。

個別では、日経平均寄与度の大きいソフトバンクG<9984>が2%超、ファーストリテ<9983>が3%超上昇し、2銘柄で日経平均を約101円押し上げた。ソフトバンクGは米シェアオフィス大手への追加支援が報じられている。半導体関連など景気敏感株の買い戻しが強まり、SUMCO<3436>は5%を超える上昇。その他売買代金上位もトヨタ自<7203>任天堂<7974>、ソニー<6758>など全般堅調だった。決算発表したクリレスHD<
3387>やディップ<2379>、統合失調症治療剤の米国での承認取得を発表した久光薬<4530>は大幅高。また、業績上方修正を発表したeBASE<3835>はストップ高を付けた。一方、売買代金上位ではリクルートHD<6098>太陽誘電<6976>が逆行安。決算発表銘柄ではパソナ<2168>チヨダ<8185>が大きく売られた。また、UMCエレ<6615>は連日で売り気配のままストップ安比例配分となった。

<HK>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
2,060.0
(15:30)
+10.0
(+0.48%)
2,207.0
(15:30)
-32.0
(-1.42%)
1,186.5
(15:30)
+21.5
(+1.84%)
597.0
(15:30)
-1.0
(-0.16%)
4,237.0
(15:30)
-72.0
(-1.67%)
9,875.0
(15:30)
-255.0
(-2.51%)
302.0
(15:30)
-4.0
(-1.30%)
3,732.0
(15:30)
-41.0
(-1.08%)
2,623.0
(15:30)
-29.5
(-1.11%)
2,710.5
(15:30)
-45.0
(-1.63%)
7974
11,490.0
(15:30)
-270.0
(-2.29%)
8185
1,112.0
(15:30)
-28.0
(-2.45%)
47,530.0
(15:30)
-620.0
(-1.28%)
9,451.0
(15:30)
-201.0
(-2.08%)