「人工知能」関連がランキング2位、AI人材にもマーケットの熱視線<注目テーマ>

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/07/16 12:21
「人工知能」関連がランキング2位、AI人材にもマーケットの熱視線<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10
1 5G
2 人工知能
3 脱プラスチック
4 電子カルテ
5 サイバーセキュリティ
6 バイオテクノロジー関連
7 半導体
8 MaaS
9 キャッシュレス決済
10 フッ素化合物

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人工知能」が2位となっている。

 ここにきて人工知能(AI)関連株の一角に再びマーケットの視線が集まりつつある。自動運転車やドローンといった新時代が創出した成長産業のほか、金融や医療・バイオテクノロジー分野など幅広い業界で、AIは革命的進化の原動力となる。とりわけ少子高齢化が加速的に進む日本では、成長のキーワードである「ソサエティ5.0」において、その生産性革命の柱を担うのがAIであることは論をまたない。株式市場でも常に投資テーマの中心軸に位置している。

 最近では、AIを扱う先端IT人材に対するニーズが急拡大しており、人材業界でも新たな潮流を形成している。そうしたなか、国内の大手IT企業がハイスキルな人材の囲い込みに動き出している。例えばNEC<6701.T>では、国内で3000人規模の人員削減を行うなど経営合理化に傾注しているが、一方で優れた実績を有する人材であれば、新入社員であっても年収1000万円超えを達成できる制度を今秋から導入する構えにある。富士通<6702.T>日立製作所<6501.T>、ソニー<6758.T>などもAI全盛時代をにらんで有力な人材の確保が経営の主眼となっていることは間違いなく、AI技術の発展と同時並行的に大手IT企業の人材争奪合戦は今後ますます激しさを増すことになりそうだ。

 AI関連株は足もとの業績が不安定な銘柄も多く、株価も乱高下しやすい傾向はあるが、成長商品や成長シナリオを持つ銘柄については継続的なマークが必要だ。今は株価途上にあるが、ALBERT<3906.T>ブレインパッド<3655.T>などの底入れ反転のタイミングに目を光らせたい。きょうはAI関連では、ロゼッタ<6182.T>が3~5月決算の好調を背景に一時ストップ高に買われる人気となったが、このほかメタップス<6172.T>JIG-SAW<3914.T>なども上値を追い、マーケットの視線を集めている。

 AI人材関連ではセラク<6199.T>が強い動きをみせている。足もとの株価は冴えないがアトラエ<6194.T>や、ギークス<7060.T>テクノプロ・ホールディングス<6028.T>なども関連銘柄に挙げられる。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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