マーケットコンディション 昨日のドル円は108.41円で始まると、東京時間は日経平均や上海総合指数の下落を受け108.28円まで下押し。ロンドン時間、下げ一服となり108円台半ばまで上昇。NY時間、先週末の米雇用統計が好調となった事での米利下げ観測後退から買いが先行。先週の高値108.63円を超えると108.80円まで上昇し、108.73円でクローズをむかえた。
ドル円、下落基調に変化の兆し。 少し流れに変化を感じる。米中通商協議やイラン情勢等の売り要因は、あるものの、マーケットは、明日のFOMCでのパウエルFRB議長議会証言で①0.50%の予防的利下げ、②0.25%の利下げ、③利下げ見送りの、どれになるかに注目しており、どちらかというと買いたがっている感じがする。テクニカル的には、昨日も解説したが、109円を超えるかが、分起点と見る。日足、一目均衡表は、5/7から継続していた「三役逆転」が解消され、下落トレンドに変化の兆し。