マーケットコンディション
昨日のドル円は、108.04円で始まると、東京時間、米国の利下げ観測+世界的貿易摩擦などで、日経平均が下落すると、ドル円は107.85円まで下落。その後は108円を挟む揉み合い。ロンドン時間、時間外のダウ先物や独DAXが上昇すると、ドル円は下げ渋りをみせた。NY時間、中国商務省が「貿易摩擦は対話によって解決するべき」との声明を発表、また、メキシコ大統領が米国との移民問題について「設定した期限の10日より前に米国と合意が得られる」「協議は上手くいっている」などの発言で、過度な貿易摩擦の警戒感が後退し、NYダウが大幅に上昇すると、ドル円も108.35円まで上昇。しかし、その後のパウエルFRB議長発言がハト派となり、米国利下げ観測から上値が抑えられ108.13円でクローズをむかえた。