■4月19日(金)■来週の相場展望 ～ 来週の日経平均予想レンジ ～

急反落の可能性を秘めております

来週の相場展望


ニューヨーク市場が戻り高値を更新し、ダウ平均があと390ドルで最高値という所まで来ている事で、楽観論が支配的となっております。よって、東京市場もまた強い。

日経平均は 110円高 22200円
トピックスは 1.96ポイント高 1616.93ポイント
出来高は概算 9億3千万株で終わっております。


今日の大引けでのNT倍率は13.73倍と信じがたい過去最高値です。こんな馬鹿げた相場、個人投資家もうんざりしているのではないでしょうか。しかし、これが現実でありますから、今日の大引けを受けて来週の展望ですが、まず、日経平均の変動レンジ

上限　22475円
下限　21350円

以上が計算されます。
日経平均はこの2週間で393円上げており、3週連続高ですが、トピックスは2週間前の大引けより 8.82ポイント安くなっております。この差をつけたのは<9983>ファーストリテイリングと<7974>任天堂でしょう。
そこで、この両銘柄を解説しておきましょう。

<9983>ファーストリテイリング　1320円高　64590円
昨年来高値更新ですが、業績云々ではなく、空売りの踏み上げ相場。仕手株と見た方が正解でしょう。波動から見た最大の節目は 67280円。あと2690円残しておりますが、今日で8連騰。10ポイント。日足に窓を開けましたので、今日で天井やも知れません。

<7974>任天堂　4850円高　39200円
この株の最大の節目は 40890円です。あと1690円のもの。今日で9ポイント目。窓明けの十字線のような陰線。もう手が出る物ではありません。

どんなに逆立ちしたって今日の大引けから買える物はありません。これらも天井値取るとすれば、一日二日のものでしょう。
よって、日経平均も持ってあと二日のもの。ただし、今日の大引けは月曜日、急反落の可能性を秘めておりますので、10連休前の来週の相場、大注目です。

では御健闘を祈ります。