ETF売買動向＝15日前引け、ｉＳ新興国株、Ｏｎｅ２２５が新高値

　15日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比42.9％増の1535億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同43.6％増の1461億円だった。

　個別ではｉシェアーズ・コアＭＳＣＩ　新興国株　ＥＴＦ <1658> 、ダイワ上場投信－ＭＳＣＩジャパンＥＳＧ <1653> 、上場インデックス米国株式 <1547> 、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ新興国株式 <2520> など55銘柄が新高値。ＪＰＸ日経４００ベア２倍上場投信（ダブルインバース） <1469> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、ＥＴＦＳ　大豆上場投資信託 <1697> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> など20銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> が5.78％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が320円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金931億9200万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金583億2700万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が193億8800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が148億9300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が42億7200万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が38億7200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が21億5900万円の売買代金となった。

株探ニュース