日経平均は3日ぶり小幅反落、朝高後売りに押される

配信元:フィスコ
投稿:2019/04/02 15:44
日経平均は3日ぶり小幅反落。週明け1日の米国市場でNYダウは329ドル高と3日続伸し、およそ半年ぶりの高値となった。米中の経済指標が改善し、世界経済の減速懸念が和らいだほか、米中貿易協議の進展に楽観的な見方が広がった。本日の日経平均も米株高を好感して235円高からスタート。しかし、21000円台後半では戻り待ちの売りが出たほか、国内金融機関の売り観測もあり、寄り付きを高値に伸び悩んだ。後場に入っても上げ幅を縮める展開が続き、引けにかけて小幅安に転じた。

大引けの日経平均は前日比3.72円安の21505.31円となった。東証1部の売買高は13億
4353万株、売買代金は2兆3336億円だった。業種別では、不動産業、陸運業、小売業が下落率上位だった。一方、鉱業、非鉄金属、機械が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の55%、対して値上がり銘柄は41%となった。

個別では、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>第一三共<4568>などがさえない。資生堂<4911>が3%近く下落したほか、ZOZO<3092>や楽天<4755>は4%超の下落。楽天は投資先である米リフトの株価下落が嫌気された。決算がネガティブ視されたあさひ<3333>しまむら<8227>は急落。また、アクセル<6730>が利益確定売りに押され急反落し、東証1部下落率トップとなった。一方、任天堂<7974>やトヨタ自<7203>は小じっかり。米長期金利の上昇を受け、三菱UFJ<8306>などのメガバンク株は堅調だった。東エレク<8035>SUMCO<3436>といった半導体関連株や、ファナック<6954>安川電<6506>といった設備投資関連株は前日に続き上げが目立つ。また、レーティング引き上げ観測のWSCOPE<6619>や仮想通貨関連のマネックスG<8698>が急伸し、クボテック<7709>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。
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