シャープは小幅高、日経平均株価への新規採用に思惑◇

　シャープ<6753.T>は小幅高。市場では、３月末にも上場廃止となる予定のパイオニア<6773.T>に代わり、どの銘柄が日経平均株価に新規採用されるかが関心を集めている。アジア系投資ファンド、ベアリング・プライベート・エクイティ・アジアの傘下に入るパイオニアは、最短で３月１日にも整理銘柄に指定され、２７日にも上場廃止となる予定とのスケジュールを示している。日本経済新聞はパイオニアが整理銘柄に指定されたうえで、同社に代わる補充銘柄を公表するとしており今週末以降に新規採用銘柄が発表される可能性がある。市場では、シャープの採用の可能性が高いとの見方があるが、村田製作所<6981.T>も新規採用候補銘柄に挙げられており、日経平均臨時入れ替えの発表が関心を集めている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：minkabuPRESS