個別銘柄戦略:ファナックやJFEに注目

先週末15日の米国市場はNYダウが443.86ドル高の25883.25と急伸し、ナスダック総合指数も45.46pt高の7472.41と上昇。シカゴ日経225先物は大阪比310円高の21210円と大幅高。本日早朝の為替は1ドル＝110円40銭台と、先週末大引け時点よりわずかに円安・ドル高。本日の東京市場では、米国株高を好感して幅広い銘柄で買い戻しが優勢となろう。15日は週末特有の買い手控えムードが広がる中、海外の短期売買ファンドとみられる売り注文が出て主力銘柄の値下がりが目立ち、日経平均は節目の21000円を下回った。本日は21000円を再び上回るとみられ、米国株高を反映しやすい任天堂<7974>のほか、ソフトバンクG<9984>
やファーストリテ<9983>といった日経平均の高構成比銘柄の買いが膨らみそうだ。決算発表集中期が先週で終わったこともあり、外部環境の改善から好業績銘柄の見直しも期待される。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された沢井製薬<4555>、関西ペ<
4613>、ラウンドワン<4680>、JFE<5411>、ファナック<6954>、三井物<8031>、スルガ銀<8358>、三井不<8801>などに注目。 ＜US＞