日経平均は93円安でスタート、村田製やコマツの下げが目立つ展開に

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;20555.44;-93.56TOPIX;1548.46;-7.05

[寄り付き概況]

　29日の日経平均は前日比93.56円安の20555.44円と続落で取引を開始した。米国市場ではNYダウが200ドル超の下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の20575円。円相場は1ドル109円20銭台で前日よりも円高方向に推移。この流れから、日経平均も続落での寄り付きとなった。米エヌビディアの急落やハイテク株の下落などから改めて決算に対する慎重姿勢が強まっているとみられ、ハイテク株には利益確定の動きがみられる展開となっている。

　業種別では、鉱業、機械、電気機器、石油・石炭製品、海運業などがマイナスで推移。
一方、電気・ガス業、食料品、陸運業、水産・農林業などがプラスで推移している。売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、昭和電工<4004>、コマツ<6301>、SUMCO<3436>などの下落が目立つほか、東海カーボン<5301>、村田製作所<6981>、積水ハウス<1928>、TDK<6762>などがマイナスで推移している。一方、東京電力HD<9501>、KDDI<9433>などがプラスで推移している。
＜US＞