円安を好感、しっかり 20300-20600のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

円安を好感、しっかり

●16日のNY株式市場は好決算を好感し3指数続伸。ゴールドマン・サックスの18年10～12月期決算が予想を上回り買いが先行。米連邦準備理事会は発表したベージュブックで製造業の成長鈍化に言及したものの、「大半の地区で緩やかに拡大した」と総括した。英議会がメイ内閣の不信任案を否決すると、ダウの上げ幅が200ドルを超える場面があったが上げ幅を縮小。なお、ゴールドマン・サックスだけでダウをおよそ116ドル押し上げた。

ダウ工業株　　　　２４２０７.１６（＋１４１.５７）△０.５９％
ナスダック　　　　　７０３４.６９（＋　１０.８６）△０.１５％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　２６１６.１０（＋　　５.８０）△０.２２％

●本日の日経平均は円安を好感し、しっかりした展開と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万０４７５円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万０４４２円と比べ３０円ほど高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万０５７０円。

●日経平均株価と上下の節目
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　２万０６７０円　２５日線
　２万０４７５円　ＣＭＥ日経平均先物
●２万０４４２円　昨日終値
　２万０３８９円　５日線
　
●今週の主な予定　

17日（木）
米住宅着工件数（12月）
黒田日銀総裁、講演
クオールズFRB副議長、講演

18日（金）
日本消費者物価指数（12月）
米鉱工業生産（12月）
NY連銀総裁、講演
フィラデルフィア連銀総裁、講演

米耐久財受注、製造業受注、貿易収支などは19日までに発表される予定

＊予定は変更することがあります。