ETF売買動向＝10日大引け、全銘柄の合計売買代金2225億円

　10日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比0.3％増の2225億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同0.2％減の2111億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　高配当日本株 <1494> 、ＮＥＸＴ　ＪＰＸ日経 <1591> 、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> 、ＵＢＳ　先進国株 <1394> 、上場中国Ａ株パンダ <1322> など44銘柄が新安値。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が7.73％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が5.97％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.18％高、ＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> が3.20％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は4.50％安、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> は4.10％安、ダイワ上場投信東証電気機器株価指数 <1610> は3.76％安、東証マザーズＥＴＦ <2516> は3.73％安、ＪＡＳＤＡＱ－ＴＯＰ２０上場投信 <1551> は3.69％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が459円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1385億2300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1912億9300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が357億9700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が97億4800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が82億8300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が38億4500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が31億2800万円の売買代金となった。

株探ニュース