注目銘柄ダイジェスト(前場):チェンジ、サンバイオ、リクルートHDなど

配信元:フィスコ
投稿:2018/11/29 12:22


チェンジ<3962>:7530円(+900円)
ストップ高。前日に、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクの株式を取得して子会社化すると発表している。取得価格48.1億円で60.11%の株式を取得する。トラストバンクとの提携によって、地域創生分野での事業領域の広がりなどが期待される展開に。なお、M&A資金は銀行借り入れで賄う計画のようだ。


エムスリー<2413>:1880円(+101円)
大幅続伸。子会社の多磨バイオ社が申請していた心膜シート「ペリビーム」の国内製造販売承認を取得したと前日に発表している。みずほ証券では、近年で国内外の審査は厳しくなっており、目標に比べ承認取得が大幅に遅れるケースが散見されるが、最短目標に近い時期での承認となりポジティブと評価。「ペリビーム」は、心臓外科手術の際に切開する心膜を補うもの、生体適合性が高く既存製品よりもリスクが低く抑えられる。


リクルートHD<6098>:3116円(+178円)
大幅続伸。クレディ・スイス証券では投資判断「アウトパフォーム」、目標株価3700円を継続している。3セグメント全てで増収増益、計画を上回るペースで業績は推移しているとの見方。成長分野や新規事業に対する投資は続くものの、相対的に安定成長が期待できる企業として評価と。また、安倍政権では外国人労働者の受け入れ拡大に積極的な取り組みを見せており、こうした流れによるメリット期待などもあるようだ。


サンバイオ<4592>:8710円(+560円)
大幅に反発。グループが行った再生細胞薬SB623の慢性期脳梗塞プログラム・フェーズ1/2a試験の2年間の追跡結果が米国の学会誌に掲載されたと発表している。それによると、SB623による治療が一般的に安全で忍容性も良好であり、脳梗塞発症後6カ月から5年の運動障害を持つ患者の改善も持続しているという。現在、大日本住友製薬<4506>と実施しているフェーズ2b試験の結果は、19年2-7月に公表する予定。


SUMCO<3436>:1745円(+44円)
続伸。大阪チタ<5726>との間で、半導体用シリコンウエハーの原材料である多結晶シリコンの長期購入契約を早期終了すると発表、解約金100億円を支払うことになる。現行契約の下でのユーザーの高品質化対応は難しいとの判断のようだ。これにより特別損失が発生する一方、繰延税金資産の計上などによって、今期最終利益はわずかに上方修正している。米半導体株高に加えて、在庫抑制によるキャッシュフローの改善期待も先行し、本日は買い優勢に。


DDS<3782>:406円(±0円)
多要素認証基盤「EVE MA」が韓国子会社を通じて韓国サムスングループ系列会社に採用導入されたと発表している。なりすまし防止の強化に加えて勤労時間の厳密な管理を行うことが目的で、指紋認証とパスワード認証による運用を開始した。今後、サムスングループ企業への展開をはじめ、同様の課題を持つ韓国企業への導入を推進するほか、日本国内でも展開を図る。


anfac<7035>:5040円(+175円)
大幅に3日続伸。東京電力グループのテプコカスタマーサービス(東京都江東区)とタブレット端末サービス事業で業務提携契約を締結すると発表している。テプコカスタマーサービスは小売電気事業者として宿泊業の顧客を多く抱えており、anfac<7035>の客室設置型タブレットサービス「tabii」を展開し、宿泊施設全体の運営コスト低減や客室価値向上を図る。


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配信元: フィスコ

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