米中首脳会談までは様子見か

著者:西村剛
投稿:2018/11/19 15:24

マザーズ指数は回復傾向

19日の日本株市場は上昇しました。日経平均株価は前日比0.6%プラスの21821円16銭、マザーズ指数は前日比3.0%プラスの976.90ポイントとなりました。先週末の米国ダウ指数が上昇したことや上海総合指数が堅調に推移したことを受け日経平均株価も上昇しました。

日経平均株価は引き続き方向感のない展開が続いています。テクニカル指標で見てもRSI(9日)は48%と買われ過ぎでも売られ過ぎでもない水準に位置しており、買いも売りも手掛けにくい状況となっています。当面は11月末に行なわれる予定の米中首脳会談でサプライズがあれば材料となりますが、それまでは様子見スタンスが続きそうです。

一方マザーズ指数は19日の上昇で25日移動平均線を上回っており、75日移動平均線まであと少しとなっています。マザーズ指数が75日移動平均線を上回ってくれば、個人投資家の投資意欲が回復し12月にかけ上昇が期待できそうです。

20日の日経平均株価は引き続き方向感のない展開と予想し小幅安とします。

西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想