底打ちは近づいていると思います
日経平均は-822円安の21268円と大幅反落しました。
朝方は、世界景気の先行き不透明感から米国株が急落したことを受けて安く始まると、その後もリスク回避の売りが続きました。
後場に入ると下げ幅を縮小する場面もありましたが、大引けにかけては下げ幅を広げる展開となり、安値では-886円安の21204円まで下落しました。
終値ベースで21200円台となるのは4月3日の21292円以来およそ7ヶ月ぶりで、 東証1部上場銘柄の時価総額は596兆円となり、2017年9月12日以来およそ1年1ヶ月ぶりに600兆円を割り込んでいます。
24日に業績修正を発表した銘柄では下方修正した銘柄の方が多いことから、投資家が慎重姿勢を強めた側面もあり、電気機器や精密機器、機械など海外経済動向に敏感な銘柄の下げが目立ちました。
また景気減速懸念からアジア株が軒並み安となったことや、円高ドル安が進行したことから投資家の不安心理を表すとされる日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は一時30を上回り、2月以来の高水準となりました。
TOPIXの終値は1600.92と2017年9月8日以来の安値で終わっています。
東証1部の売買代金は2兆9813億円、騰落銘柄数は値上がり34銘柄、値下がり2072銘柄、日経225採用銘柄では値上がり2銘柄、値下がり223銘柄とほぼ全面安でした。
ファーストリテが約105円、ソフトバンクが約45円など、日経平均を押し下げています。
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに急落して2ヶ月ぶりに年初来安値を更新しました。
日経平均のテクニカル指標は調整が進み、25日線かい離率は-8%超えとなって2月の急落時以来の大きさとなっています。
日経平均が3月26日に20347円の年初来安値をつけたときには、PERが約12倍程度で下げ止まった経緯があり、今回もその水準まで下落してきましたので、業績に着目した買いが下値を支える可能性が出てきました。
7月5日の直近安値21462円を割り込んだことから見切り売りや売り仕掛けが加速しましたが、すでに水準としては自律反発しやすい位置まで来たと思います。
まだ上海株や米国株に影響されやすい状況ではありますが、さらなる下落があった場合には段階的に買い下がっていいレベルに来たと思います。
新興市場もきょうの急落で底打ちが近づいたと思いますので、段階的な買い下がりでいいと思います。
朝方は、世界景気の先行き不透明感から米国株が急落したことを受けて安く始まると、その後もリスク回避の売りが続きました。
後場に入ると下げ幅を縮小する場面もありましたが、大引けにかけては下げ幅を広げる展開となり、安値では-886円安の21204円まで下落しました。
終値ベースで21200円台となるのは4月3日の21292円以来およそ7ヶ月ぶりで、 東証1部上場銘柄の時価総額は596兆円となり、2017年9月12日以来およそ1年1ヶ月ぶりに600兆円を割り込んでいます。
24日に業績修正を発表した銘柄では下方修正した銘柄の方が多いことから、投資家が慎重姿勢を強めた側面もあり、電気機器や精密機器、機械など海外経済動向に敏感な銘柄の下げが目立ちました。
また景気減速懸念からアジア株が軒並み安となったことや、円高ドル安が進行したことから投資家の不安心理を表すとされる日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は一時30を上回り、2月以来の高水準となりました。
TOPIXの終値は1600.92と2017年9月8日以来の安値で終わっています。
東証1部の売買代金は2兆9813億円、騰落銘柄数は値上がり34銘柄、値下がり2072銘柄、日経225採用銘柄では値上がり2銘柄、値下がり223銘柄とほぼ全面安でした。
ファーストリテが約105円、ソフトバンクが約45円など、日経平均を押し下げています。
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに急落して2ヶ月ぶりに年初来安値を更新しました。
日経平均のテクニカル指標は調整が進み、25日線かい離率は-8%超えとなって2月の急落時以来の大きさとなっています。
日経平均が3月26日に20347円の年初来安値をつけたときには、PERが約12倍程度で下げ止まった経緯があり、今回もその水準まで下落してきましたので、業績に着目した買いが下値を支える可能性が出てきました。
7月5日の直近安値21462円を割り込んだことから見切り売りや売り仕掛けが加速しましたが、すでに水準としては自律反発しやすい位置まで来たと思います。
まだ上海株や米国株に影響されやすい状況ではありますが、さらなる下落があった場合には段階的に買い下がっていいレベルに来たと思います。
新興市場もきょうの急落で底打ちが近づいたと思いますので、段階的な買い下がりでいいと思います。