トレンドの端境期か

著者:西村剛
投稿:2018/07/20 19:04

米国株の動向に注目

20日の日本株市場は下落しました。日経平均株価は前日比0.3%マイナスの22697円88銭、マザーズ指数は前日比0.3%プラスの1048.09ポイントとなりました。

日経平均株価は18日に高値22949円32銭を付けた後、250円ほど調整しています。テクニカル指標ではRSI(9日)が80%となっており、依然買われ過ぎの水準に位置しています。ただ直近の投資主体者別売買動向では外国人投資家が日本株を買い越しており、この傾向が続けば日本株は上昇トレンド、外国人投資家が再度売り越しに転じれば下落トレンドといった、トレンド転換の時期にさしかかっています。ですので来週以降の日本株の行方は外国人投資家の動向次第だと考えます。外国人投資家のマインドは米国株式市場の動向に左右されやすく、来週はダウ指数やナスダック指数の動向に日本株も振り回される一週間になりそうです。23日の日経平均株価はいったん利益確定の売りが出やすいタイミングだと考え小幅安と予想します。


西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想