世間ではギリシャ問題や中国株の急落などにより大騒ぎで、日本の株式市場も急落しています。しかし、個別銘柄からアプローチしていると、実はそういった喧騒はあまり関係ないような方法もいくらでもあります。
実際問題、前回当欄で紹介したクスリのアオキ(3398)は、日経平均暴落当日の月曜日にストップ高しています。
前回記事:https://money.minkabu.jp/50742
この背景は、業績が着実で、バリュエーションがリーゾナブルで、しばらく動いていないという、株価が上がる条件を単純に当てはめただけなのです。もちろん、1銘柄だけならたまたまという意見も出るでしょう。
しかし、5月半ばに推奨したアリアケジャパン(2815)、4月に推奨したニトリホールディングス(9843)も火曜日には昨年来の高値を更新しています。
アリアケジャパン:https://money.minkabu.jp/50192
ニトリホールディングス:https://money.minkabu.jp/49868
つまりは、上で述べたように、株の最も本質は業績ですので、そこをしっかりと押さえることが第1歩です。しかし、業績がよければ何でもいいかというと決してそうではありません。すでに評価されていれば、株は大きく下がることがあります。ですから、バリュエーションが重要になります。
このように考えていけば、だんだん無理な投資はしなくなります。
さて、このところは海外の変調に影響を受けないということで、内需消費関連が注目されています。しかし、意外な盲点で、内需消費関連でありながら、外食関係はあまり買われていません。それは、厳しい会社が多いということですが、順調な会社も不調な会社に引っ張られて、株価は調整しています。
そんな中から今回はサンマルクホールディングス(3395)に注目してみたいと思います。レストランサンマルク、サンマルクカフェ中心ですが、新業態としてこのところは鎌倉パスタが軌道に乗ってきています。
なお、同社に関しては、詳細はこちらからレポートがダウンロードできます。
http://cherry100.mods.jp/ra/s/871
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