メルカリ関連株は高安まちまち、６月上場報道で材料出尽くし感も◇

　メルカル関連株は高安まちまち。フリーマーケットアプリ大手のメルカリに出資するユナイテッド<2497.T>は一時、前日に比べ１４％安と急落した。ユナイテッドの大株主であるＤ．Ａ．コンソーシアムホールディングス<6534.T>も同６％安に売られる場面があった。ＮＨＫは１８日、「個人が中古品を売買するフリマアプリを運営する『メルカリ』が、ことし６月にも東京証券取引所のマザーズ市場に上場する見通しとなったことがわかった」と報道したが、市場では材料出尽くし感からの売りが膨らんだ。ただ、売り一巡後は下げ幅を縮小している。一方、同じくメルカリへの出資観測があるＧＭＯインターネット<9449.T>や三井物産<8031.T>、伊藤忠商事<8001.T>は小じっかり。メルカリと同様にＣｔｏＣ（個人間取引）事業を展開するＧＭＯペパボ<3633.T>やオークションの比較サイトを手掛けるオークファンの<3674.T>も小高く推移している。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：minkabuPRESS