ソニーが売り込まれる、外国人の売り圧力顕在化◇
ソニー<6758.T>が続急落、一時4.7%安で5100円近辺まで売り込まれた。売買代金も東証1部上場銘柄のなかで任天堂<7974.T>に次ぐ第2位と膨らんでいる。市場関係者によると「全体相場は為替の円高に対する警戒感が根強いが、そのなかソニーは円高デメリットを受けない銘柄として相対的に強さをみせていた。しかし、足もとは海外投資家とみられる売り圧力が顕在化している」(国内ネット証券大手)としている。ソニーの18年3月期は営業利益段階で前期比2.5倍の高い伸びを見込んでおり、円高懸念がないとすれば業績面から売り込まれる理由はない。にもかかわらず、外国人売りのターゲットになっていることは、「ハイテク株全体に対する今の地合いの逆風の強さを暗示している」(同)という。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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