【売り】トヨタ自動車（7203） 決算発表を前に調整局面入りか

〇注目銘柄：トヨタ自動車（7203）【売り】

〇注目理由
前日のNYダウが300ドルを上回る大幅安になったことで、日本株市場は売り優勢で推移しました。はじめは、前日比横ばいで推移していたものの、引けにかけて売りに押されたことで、日経平均株価は前日比193円68銭安の23098円29銭で引けました。日経平均株価は、昨年11月以来の6日続落となりました。

日経平均株価のチャートを見ると、25日移動平均線を明確に下抜けており、23000円台まで調整しています。企業の業績拡大を期待した投資家の買いは一巡しており、短期的に調整局面に入った可能性が高いでしょう。
これから国内企業の9～12月期決算発表が本格化することを考慮すると、決算発表が一巡するまでは、積極的に買いに向かう投資家は少ないと予想します。
引き続き米ドル為替が1ドル108円台で推移していることや、チャート面でも25日移動平均線を下回っていることを考慮すると、1日も同社株価は軟調に推移する可能性が高いと判断しました。