東京株式(大引け)=208円高、利食いこなし26年ぶり高値を連日更新

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/01/05 15:44
 5日の東京株式市場は朝方から買い優勢の展開で始まり、日経平均株価は200円を超える上昇で約26年ぶりの高値を連日更新した。

 大引けの日経平均株価は前日比208円20銭高の2万3714円53銭と続伸。東証1部の売買高概算は16億8144万株、売買代金概算は3兆140億8000万円。値上がり銘柄数は1302、対して値下がり銘柄数は655、変わらずは106銘柄だった。

 きょうの東京市場は世界株高の流れにのり、リスクを取る動きが継続した。前日に日経平均は741円高と大発会としては記録的な上昇をみせたこともあって、目先利益確定の動きも出たが、それをこなし主力株をはじめ広範囲に買い優勢の流れが続いている。欧米株上昇に伴いリスク許容度の高まった海外投資家が、年明けから日本株に大口の買いを入れている。あすから3連休に入ることや現地5日に発表される米雇用統計発表を控え、これを見極めたいとの思惑もあり、買い一巡後は前引けにかけていったん伸び悩んだものの、後場に買い直された。韓国や中国・上海市場などアジア株市場が堅調な動きをみせたことも、地政学リスクに対する思惑を後退させ為替の円安と合わせて買い意欲を後押しした。売買代金も連日3兆円台に乗せるなど高水準をキープしている。

 個別では、ソニー<6758.T>が商いを伴い高く、トヨタ自動車<7203.T>も買いを集めた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも堅調。アサヒグループホールディングス<2502.T>が上昇したほか、三井不動産<8801.T>も堅調。スターティア<3393.T>レオン自動機<6272.T>が値を飛ばし、日本冶金工業<5480.T>レーザーテック<6920.T>なども物色人気に。新日本電工<5563.T>島津製作所<7701.T>なども水準を切り上げた。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が冴えず、花王<4452.T>ニトリホールディングス<9843.T>も軟調。豊和工業<6203.T>石川製作所<6208.T>など防衛関連の一角が売られたほか、インベスターズクラウド<1435.T>J.フロント リテイリング<3086.T>も値を下げた。愛眼<9854.T>アウトソーシング<2427.T>なども下落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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