東京株式(大引け)=23円高、銀行株など買われ後場に上昇転換

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/12/20 15:31
 20日の東京株式市場は、前日の米株安を受けて朝方売り優勢だったが、その後日経平均株価は下げ渋り、後場は強含みで推移した。

 大引けの日経平均株価は前日比23円72銭高の2万2891円72銭と反発。東証1部の売買高概算は16億6124万株、売買代金概算は2兆5498億9000万円。値上がり銘柄数は1124、対して値下がり銘柄数は837、変わらずは97銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日の米国株市場でNYダウをはじめ主要3指数が軟調に推移したことで、売り優勢で始まったが、外国為替市場では米長期金利の上昇を受けて1ドル=113円台に入るなどドル高・円安で推移、輸出主力株などの下値には押し目買いが入り、全体も底堅い動きをみせた。日銀金融政策決定会合の結果をあすに控え、模様眺めムードも拭えなかったが、銀行セクターが買い優勢となり全体地合いを支えた。日経平均は後場に入り買い板が厚くなり、プラス圏で推移し、引け間際に手仕舞い売りが出たものの前日終値を上回って着地している。値上がり銘柄数は1100を超えるなど個別物色意欲の強い地合いだった。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクが高く、トヨタ自動車<7203.T>も堅調。田淵電機<6624.T>オハラ<5218.T>などが値を飛ばし、チタン工業<4098.T>RS Technologies<3445.T>はストップ高に買われた。ヤマシンフィルタ<6240.T>千代田化工建設<6366.T>も上昇した。カチタス<8919.T>ソリトンシステムズ<3040.T>も高い。

 半面、SUBARU<7270.T>が大幅安、任天堂<7974.T>も軟調。大成建設<1801.T>が値を下げ、ツルハホールディングス<3391.T>も大幅下落した。ペッパーフードサービス<3053.T>が急落、セレス<3696.T>の下げも目立った。モリテック スチール<5986.T>SBIホールディングス<8473.T>が安く、アカツキ<3932.T>愛眼<9854.T>も売りに押された。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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