【売り】三菱UFJフィナンシャルグループ(8306) 米国の利上げ決定で材料出尽くしか

著者:田村祐一
投稿:2017/12/14 18:46

○注目銘柄:三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)【売り】

○注目理由
日本時間本日未明に、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の政策金利が引き上げられ、2018年の利上げ見通しは維持されました。利上げの見通しが上方修正されなかったことで、日米金利差の拡大を期待していた投資家による円買いドル売りが進んだことで、米ドル為替は1ドル112円台後半にまで円高進行しました。FOMCへの期待から直近株価が上昇していた金融株が売られたほか、ソフトバンク(9984)など値がさ株も下落したことで、日経平均株価は前日比63円62銭安の22694円45銭で引けました。

米ドル為替が円高進行しているため、輸出関連株の多い日本株市場には逆風の流れになっており、15日も週末を前に売り優勢で推移する可能性が高いでしょう。特に、直近大きく株価上昇していた金融株は利益確定売りに押される可能性が高いと考えます。同行の株価を見ると、13日に年初来高値を付けたものの、本日は大きな上ヒゲをつけて調整しているため、15日も引けにかけて売りに押されると予想します。
田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想

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