東京株式(大引け)=63円安、3日続落も値上がり銘柄数が値下がりを圧倒

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/12/14 15:41
 14日の東京株式市場は前日の米国株高も為替が円高方向に振れたことなどを受け大型株が売られた。日経平均株価は途中プラス圏で推移する場面もあったが、後半軟化した。

 大引けの日経平均株価は前日比63円62銭安の2万2694円45銭と3日続落。東証1部の売買高概算は16億6682万株、売買代金概算は2兆6593億3000万円。値上がり銘柄数は1362、対して値下がり銘柄数は606、変わらずは83銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが連日の最高値更新と強調展開を続ける一方で、為替が1ドル=112円台半ばと円高に振れ、主力株中心に向かい風が意識された。前日のFOMCでの利上げは織り込み済みだったが、会合後に来年の利上げペースが緩やかになるとの見方が強まり、ドル売りの動きを誘った。中国での金融引き締めの動きも買い手控えムードにつながったとの見方もある。もっとも、値がさ株や銀行株が売られたことで日経平均やTOPIXは軟調だったが、値上がり銘柄数は1300を超え、値下がり銘柄数を700以上も上回るなど、実質的には圧倒的に買い優勢の地合いだったといえる。大型株が売られる一方で、小型株に投資資金が集中した。

 個別では、SGホールディングス<9143.T>が売買代金トップで値上がり率も2位となった。SUMCO<3436.T>が堅調、パナソニック<6752.T>も買い優勢だった。モリテック スチール<5986.T>セレス<3696.T>が値を飛ばしたほか、イマジカ・ロボット ホールディングス<6879.T>カチタス<8919.T>も大幅高。リンクアンドモチベーション<2170.T>ツガミ<6101.T>なども物色人気を集めた。

 半面、任天堂<7974.T>が売られ、ソフトバンクグループ<9984.T>も軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも利食われた。愛眼<9854.T>が急落、楽天<4755.T>も大きく値を下げた。SOMPOホールディングス<8630.T>が安く、KLab<3656.T>ジャパンベストレスキューシステム<2453.T>なども下落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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