東京株式（前引け）＝半導体関連など値がさ株軟調で続落

　１３日前引けの日経平均株価は前日比５９円６９銭安の２万２８０６円４８銭と続落。前場の東証１部の売買高概算は９億８０２４万株、売買代金概算は１兆３６９７億４０００万円。値上がり銘柄数は８５１、対して値下がり銘柄数は１０８５、変わらずは１１２銘柄だった。

　きょう前場の東京株式市場は、朝方は売り買いを交錯させていたが、徐々に売り優勢の流れとなった。メガバンクなど金融株が買われる一方で、半導体関連の値がさ株が再び軟化し全体指数を押し下げた。米アラバマ州の補選の結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせている部分がある。

　個別では三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクが物色人気となり、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>も高い。きょう上場のＳＧホールディングス<9143.T>は、公開価格を１７％上回る１９００円で初値を形成、前引けは１８７０円だった。ニッカトー<5367.T>、ＴＹＫ<5363.T>なども高い。半面、ＳＵＭＣＯ<3436.T>、東京エレクトロン<8035.T>が軟調、ＳＭＣ<6273.T>も下落した。有沢製作所<5208.T>、ヤーマン<6630.T>、ディー・エヌ・エー<2432.T>などの下げも目立った。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）