東京株式(大引け)=49円高、地政学リスク吸収し後場プラス圏に切り返す

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/05 15:52
 5日の東京株式市場は、強弱感対立のなか上下に振れる展開となり、日経平均株価は前場安く引けたものの、後場は買いが優勢となりプラス圏に切り返した。

 大引けの日経平均株価は前日比49円28銭高の2万81円63銭と反発。東証1部の売買高概算は17億9461万株、売買代金概算は2兆4503億6000万円。値上がり銘柄数は1329、対して値下がり銘柄数は550、変わらずは143銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前場と後場で流れが変わった。前日の米国株市場が休場だったこともあって手掛かり材料に事欠くなか、前場は北朝鮮に絡む地政学リスクに振り回され下値を探る展開となった。機関投資家のポジション調整の売りが継続し、為替が円高含みに推移したことも嫌気された。日経平均は一時140円強の下げをみせ2万円大台を割り込んだが、後場に入ると日銀のETF買いなどの観測を背景に戻り足となり、割安株を中心に物色されプラス圏に切り返した。アジア株市場が総じて堅調な動きをみせたことも買い安心感につながった。結局、日経平均はこの日の高値圏で引けている。

 個別では、任天堂<7974.T>が朝安後プラス圏に切り返し、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも堅調。トヨタ自動車<7203.T>SUBARU<7270.T>など自動車株も買いを集め、東京エレクトロン<8035.T>も反発した。サクサホールディングス<6675.T>が値上がり率トップに買われ、フォーカスシステムズ<4662.T>も値を飛ばした。サニックス<4651.T>が物色人気、レナウン<3606.T>も高い。

 半面、ファーストリテイリング<9983.T>JR東海<9022.T>が冴えず、三菱地所<8802.T>も売りに押された。芦森工業<3526.T>が急反落、出光興産<5019.T>も下値模索が続く。enish<3667.T>が大幅続落、土木管理総合試験所<6171.T>も利食われた。石川製作所<6208.T>は乱高下したが、結局安く引けた。ジーンズメイト<7448.T>オルトプラス<3672.T>も安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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