株高でクロス円堅調・・・・・

ドル円も小動きだが底堅い・・・・・

　先週金曜日の海外市場では、欧州時間は株価の堅調な地合いを材料にリスク選好の流れとなり、ユーロ円や豪ドル円中心に円安となり、ドル円も111円台半ばまで上げ幅を拡大しました。

しかし、ＮＹ時間に入ると、米住宅着工件数と建設許可件数、ミシガン大消費者マインド速報値が全て、市場予想を下回った事で、米国債利回りが低下してドルも売られ、ドル円は110円台後半まで反落となりました。

週明けの東京時間は、日経平均株価の続伸を受けて、リスク志向が改善。これがドル円を支え、111円台を回復。しかし、上値を追う動きにはならず、現在も小動きの展開が続いています。

この後の海外時間にも、欧米株が堅調に推移すれば、リスク志向の改善を支えに、クロス円の上昇が続きそうです。その一方、ドル円に関しては底堅いものの、動意薄の展開に変化は見られないものと思われます。