東京株式(大引け)=190円高、トランプ政策への期待再燃で米株高に追随

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/04/21 15:56
 21日の東京株式市場は終始買いが優勢、日経平均株価は途中伸び悩む場面もあったが、手仕舞いが予想された終盤はむしろ下値を切り上げる強さをみせた。

 大引けの日経平均株価は前日比190円26銭高の1万8620円75銭と反発。東証1部の売買高概算は18億6244万株、売買代金概算は2兆2391億9000万円。値上がり銘柄数は1645、対して値下がり銘柄数は288、変わらずは83銘柄だった。

 ムニューシン米財務長官やコーン国家経済会議委員長が大型減税や大規模インフラ投資に言及したことからトランプ政策に対する期待が再燃、前日の米国株市場ではNYダウが170ドル高超に買われ、きょうの東京市場でも朝方からリスクを取る動きが強まった。為替も1ドル=109円台前半の推移と円高一服局面となったことで買い安心感につながった。23日に仏大統領選の1回目の投開票を控え、大引けにかけて伸び悩むとみられたが、後半も買いの勢いは衰えず、日経平均は引け間際に220円近い上昇でこの日の高値をつけた。値上がり銘柄数は1600を超え全体の8割以上の銘柄が上昇。売買代金も活況の目安とされる2兆円台を上回った。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが買われ、トヨタ自動車<7203.T>も上昇。ファナック<6954.T>が堅調、東京エレクトロン<8035.T>SUMCO<3436.T>も高い。ダイキン工業<6367.T>が堅調、日本郵政<6178.T>も買いが優勢だった。レナウン<3606.T>が大商いでストップ高に買われたほか、ルック<8029.T>も物色人気に。オハラ<5218.T>も値を飛ばし、さくらインターネット<3778.T>も大幅上昇した。

 半面、富士フイルムホールディングス<4901.T>が軟調、安川電機<6506.T>も売りに押された。enish<3667.T>が大きく利食われ一時ストップ安に売られたほか、東芝<6502.T>の下げも目立つ。ゲンキー<2772.T>が急落、いちご<2337.T>も安い。楽天<4755.T>日機装<6376.T>も値を下げた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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