イェレン議長講演等に注目・・・・・
昨日の海外市場では、週末のドイツ・ザールラント州議会選に於いて、メルケル首相の与党・CDUが勝利した事を受けたユーロ買いが強まり、ユーロドルは1.08ドル台半ばまで上昇。更に、ラウテンシュレーガー・ECB専務理事が「ECB、金融緩和の出口に備えるべき」と発言した事を切っ掛けに昨年11月以来の高値、1.0906ドルを記録しました。
この為、ドルが対円でも売られ、ドル円は110.10円付近まで安値を更新。しかし、東京時間の安値(110.16円)は更新したものの、110円割れには至らなかった事や、ユーロドルが利益確定売りや戻り売りにより、1.08ドル台後半まで押し戻された事もあって、110.60円台まで反発して、NY時間の取引を終えました。
本日の東京時間には、日経平均株価が反発し、昨日の下げを取り戻した事や、年度末を前に、実需筋から調整的なドル買いも入った為、ドル円は堅調な展開を継続。一時、110.80円台まで値を戻しました。一方、東京時間のユーロドルは1.08ドル台半ばから後半での揉み合いに終始し、本日はドル売りの流れを強める事にはつながっていません。
今夜の海外時間には、イェレン・FRB議長をはじめ、複数のFOMCメンバーの講演が相次いで予定されています。この処、先日、利上げに反対票を投じた、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁以外は「年3回利上げ」を基本政策とする発言を繰り返しており、本日もその状況が変わらないものと思われますので、ドル円は比較的堅調な推移を継続しそうです。
この為、ドルが対円でも売られ、ドル円は110.10円付近まで安値を更新。しかし、東京時間の安値(110.16円)は更新したものの、110円割れには至らなかった事や、ユーロドルが利益確定売りや戻り売りにより、1.08ドル台後半まで押し戻された事もあって、110.60円台まで反発して、NY時間の取引を終えました。
本日の東京時間には、日経平均株価が反発し、昨日の下げを取り戻した事や、年度末を前に、実需筋から調整的なドル買いも入った為、ドル円は堅調な展開を継続。一時、110.80円台まで値を戻しました。一方、東京時間のユーロドルは1.08ドル台半ばから後半での揉み合いに終始し、本日はドル売りの流れを強める事にはつながっていません。
今夜の海外時間には、イェレン・FRB議長をはじめ、複数のFOMCメンバーの講演が相次いで予定されています。この処、先日、利上げに反対票を投じた、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁以外は「年3回利上げ」を基本政策とする発言を繰り返しており、本日もその状況が変わらないものと思われますので、ドル円は比較的堅調な推移を継続しそうです。