東京株式(大引け)=43円高、押し目買いに4日ぶり反発も上値に重さ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/23 16:00
 23日の東京株式市場は為替が一段と円高に振れたことなどを受け、引き続き買い手控えムードは拭えなかったものの、値ごろ感からの押し目買いが優勢となった。

 大引けの日経平均株価は前日比43円93銭高の1万9085円31銭と4日ぶり反発。東証1部の売買高概算は17億5963万株、売買代金概算は2兆1905億4000万円。値上がり銘柄数は824、対して値下がり銘柄数は1037、変わらずは149銘柄だった。

 きょうの東京市場は売り圧力に乏しく反発機運が芽生えたものの、戻り足の鈍さが目立った。前日の米国株市場ではNYダウが小幅安でとどまり、ナスダック指数が反発するなど下げ止まり感をみせたが、トランプ米大統領の政策遂行に不透明感が漂う状況は変わらない。そのなか、為替が一時1ドル=110円台に入るなど円高に傾いたことでリスク回避の売りが想定された。しかし、日経平均は前日の400円を超える下げを経て売り圧力が軽減されており、押し目買いや買い戻しの動きが優勢となった。ただ、上値も重い状況。「森友学園」の国有地取得を巡る問題などが重荷となった。業種別には地銀株の下げが目立った。

 個別では、東芝<6502.T>が買い優勢だったほか、SUMCO<3436.T>も商いを集め上昇した。セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>花王<4452.T>などがしっかり。沢藤電機<6901.T>がストップ高に買われ、新川<6274.T>も急伸。ウィルグループ<6089.T>が大幅高となり、星光PMC<4963.T>も物色人気を集めている。このほか、東海カーボン<5301.T>ムゲンエステート<3299.T>などが高く、北の達人コーポレーション<2930.T>も買われた。

 半面、任天堂<7974.T>は利益確定売りに6日ぶり反落となり、KDDI<9433.T>も軟調。カカクコム<2371.T>ディー・エヌ・エー<2432.T>なども大きく値を下げた。ヤマシンフィルタ<6240.T>も安い。池田泉州ホールディングス<8714.T>が売られ、九州フィナンシャルグループ<7180.T>も下落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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