東京株式(前引け)=米株高、円安、原油高など好感も買い一巡後は伸び悩む

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/12/12 11:52
 12日前引けの日経平均株価は前週末比146円45銭高の1万9142円82銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は15億5896万株、売買代金概算は1兆6490億4000万円。値上がり銘柄数は968、対して値下がり銘柄数は924、変わらずは105銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、買いが優勢。前週末の欧米株市場は総じて堅調で米国株市場ではNYダウをはじめ主要3指数が最高値更新基調にあるほか、為替の円安や原油市況高とリスクオンの条件が揃った。ただ、足もとの日経平均は4営業日で720円強の上昇をみせており、東証1部の騰落レシオも140%超えと過熱感がかなり高い状況で、買い一巡後は伸び悩む展開を余儀なくされている。先駆した主力株の上げ足が鈍る一方でディフェンシブセクターへの資金流入が観測される。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の数は拮抗している。前場の売買代金は1兆6000億円超と活況が続いている。

 個別では任天堂<7974.T>が上昇、ファーストリテイリング<9983.T>もしっかり。NTT<9432.T>が買われ、村田製作所<6981.T>も堅調。日本通信<9424.T>が急動意となったほか、gumi<3903.T>が一時ストップ高、安永<7271.T>も押し目買いに反発した。また、森永乳業<2264.T>味の素<2802.T>など食品株に買いが目立つ。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクは上昇一服、東芝<6502.T>も軟調。SMC<6273.T>も下落した。クボテック<7709.T>が急落、コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>の下げも目を引く。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
100000018
38,787.38
(05/17)
-132.88
(-0.34%)
7974
8,503.0
(05/17)
-97.0
(-1.12%)
41,010.0
(05/17)
-370.0
(-0.89%)
151.8
(05/17)
-2.1
(-1.42%)
2,860.0
(05/17)
+43.0
(+1.52%)
190.0
(05/17)
-1.0
(-0.52%)
372.0
(05/17)
-1.0
(-0.26%)
7271
596.0
(05/17)
-1.0
(-0.16%)
3,366.0
(05/17)
-15.0
(-0.44%)
2802
5,995.0
(05/17)
-133.0
(-2.17%)
1,553.5
(05/17)
+31.0
(+2.03%)
6502
4,590.0
(12/19)
-5.0
(-0.10%)
6273
81,860.0
(05/17)
+550.0
(+0.67%)
218.0
(05/17)
+3.0
(+1.39%)
901.1
(05/17)
+15.2
(+1.71%)