強い相場だが楽観視は禁物
7日の日経平均株価は、
前日比136円15銭高の18,496円69銭で引けました。
米ドル為替が1ドル114円台で円安に進行したことや、
トランプ次期米大統領と孫正義社長の会談を受けて、
日本株市場は大きく上昇しました。
イタリア国民投票で憲法改正が否決されたことによる
懸念が限定的であったことで、日本株市場はリバウンドしています。
やはり、今の株式市場を一言でいうと「強烈に強い!」です。
多少の悪材料でも跳ね返すだけの力があります。
トランプ大統領への期待感や、
米ドル為替の円安進行を背景に、
当面日本株市場は好調な地合いが継続するでしょう。
ただし、短期的に急上昇したことで、
過熱感も帯び始めています。
今回のイタリアの憲法改正をめぐる国民投票によって、
既存政治への不満が各国でくすぶっていることが確認できます。
2017年はフランスやドイツで選挙が行われる予定であり、
イタリアと同様の流れとなるなるのではないかとの不安が出ています。
これまでのEUの枠組みを否定する勢力が勝利した場合には、
EUの崩壊につながる恐れもあるでしょう。
こういったリスクを意識して、
短期的に売り優勢で推移する可能性が高いと考えます。
12月8日の日経平均株価は、
「小幅ながら下落して引ける可能性がある」と判断しました。
前日比136円15銭高の18,496円69銭で引けました。
米ドル為替が1ドル114円台で円安に進行したことや、
トランプ次期米大統領と孫正義社長の会談を受けて、
日本株市場は大きく上昇しました。
イタリア国民投票で憲法改正が否決されたことによる
懸念が限定的であったことで、日本株市場はリバウンドしています。
やはり、今の株式市場を一言でいうと「強烈に強い!」です。
多少の悪材料でも跳ね返すだけの力があります。
トランプ大統領への期待感や、
米ドル為替の円安進行を背景に、
当面日本株市場は好調な地合いが継続するでしょう。
ただし、短期的に急上昇したことで、
過熱感も帯び始めています。
今回のイタリアの憲法改正をめぐる国民投票によって、
既存政治への不満が各国でくすぶっていることが確認できます。
2017年はフランスやドイツで選挙が行われる予定であり、
イタリアと同様の流れとなるなるのではないかとの不安が出ています。
これまでのEUの枠組みを否定する勢力が勝利した場合には、
EUの崩壊につながる恐れもあるでしょう。
こういったリスクを意識して、
短期的に売り優勢で推移する可能性が高いと考えます。
12月8日の日経平均株価は、
「小幅ながら下落して引ける可能性がある」と判断しました。