東京株式(前引け)=反落、円高を嫌気して利益確定売り優勢

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/28 11:46
 28日前引けの日経平均株価は前週末比146円32銭安の1万8234円90銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は10億9986万株、売買代金概算は1兆1152億円。値上がり銘柄数は806、対して値下がり銘柄数は1052、変わらずは125銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、外国為替市場でここまで急速に進んでいたドル買い円売りの反動で1円以上の円高に振れたことなどや、30日のOPEC総会を前にWTI原油価格が急落したことなどが、利益確定売りを誘発する格好となった。取引時間中に1ドル=111円台半ばまで円高が進行、日経平均株価はこれに歩調を合わせるように1万8200円台前半まで水準を切り下げた。ただ、下値では押し目買い意欲も旺盛。輸出株に利益確定の売りが出る一方で、ここ調整モードにあった銀行株などは買いが優勢となり、TOPIXは5.40ポイント安にとどまっている。

 個別ではトヨタ自動車<7203.T>任天堂<7974.T>が軟調に推移、ファナック<6954.T>なども売りに押されている。リゾートトラスト<4681.T>が大幅安となったほか、SUMCO<3436.T>ジャパンディスプレイ<6740.T>なども大きく利食われた。牧野フライス製作所<6135.T>も安い。一方、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が引き続き高水準の売買代金を集め、株価も堅調な値動きに。日本アジア投資<8518.T>が連日のストップ高となったほか、ブロードリーフ<3673.T>、オープンハウス<3288.T>も値を飛ばした。日本金銭機械<6418.T>なども高い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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