トヨタなど自動車株買われる、1ドル=113円台の円安進行がフォローウインドに◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/25 09:08
 トヨタ自動車<7203.T>、富士重工業<7270.T>ホンダ<7267.T>など自動車セクターへの資金流入が続いている。米国では好調な景気実態を背景に12月利上げの観測が強まっており、米長期金利の上昇基調を背景に、日米金利差拡大を背景としたドル買いの流れに変化がない。足もとのドル円相場は1ドル=113円台前半まで円安が進行、今年3月下旬以来約8カ月ぶりの円安水準にあり、中間決算発表時に下期設定為替レートを円高方向に修正した矢先ということもあって、輸出採算改善に伴う収益上振れ期待が株価見直し機運につながっている。

 自動車セクター以外では小型建機メーカーで海外売上比率が9割を超える竹内製作所<6432.T>のほか、村田製作所<6981.T>、アルプス電気<6770.T>などの電子部品メーカー、牧野フライス製作所<6135.T>、アマダホールディングス<6113.T>オークマ<6103.T>などの工作機械メーカーにも追い風が強い。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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