三菱UFJなどメガバンクが6日ぶり反落、米金融株安が波及◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/17 09:10
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>みずほフィナンシャルグループ<8411.T>などメガバンクがいずれも6日ぶりに反落。

 前日の米国株市場ではこれまで全体相場のリード役を担っていた金融株に利益確定の動きが出ており、この流れが東京市場にも波及している。特に三菱UFJは前日までの5日間で36%強の大幅上昇をみせていることで、反動安リスクも意識されていた。ただ、米長期金利の急上昇は邦銀の株価の刺激材料ともなるほか、三菱UFJの信用取組は株価上昇過程で売り残が急増、売り買いがっぷり四つで信用倍率は1倍を下回っている。PBRは0.6倍台と株価指標面で依然として割安感があるなか、今後は需給相場の色彩も帯びてきそうだ。

 一方、メガバンクと比較して相対的に出遅れていた地銀株はなお低PBR銘柄の宝庫であり、下値抵抗力を発揮している銘柄もある。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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