東京株式(大引け)=30円高、リスク選好ムードも後半利益確定売りに押される

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/11 15:33
 11日の東京株式市場は、前日の米株高や為替の円安進行を背景にリスク選好ムードのなか買い優勢で始まったが、その後は上値も重かった。

 大引けの日経平均株価は前日比30円37銭高の1万7374円79銭と小幅続伸。東証1部の売買高概算は33億9544万株、売買代金概算は3兆6150億6000万円。値上がり銘柄数は784、対して値下がり銘柄数は1115、変わらずは87銘柄だった。

 前日の米国株市場でNYダウが大幅高で4連騰、過去最高値を更新したことでリスクオンの流れが継続、きょうの東京市場も主力株をはじめ広範囲に買い優勢でスタートした。外国為替市場でもドル買いの流れが継続、1ドル=106円台後半まで円安が進行したことで輸出株にも輸出採算の改善期待から買いが入りやすかった。日経平均は高値圏では270円強上昇したが、物色一巡後は利益確定売りに上値が重くなり、為替が円安一服となるのを横目に値を消し、一時マイナス圏に沈む場面もあった。その後は再び買いが優勢となったが、上げ足は鈍く結局日経平均、TOPIXともに小幅高で着地。なお、きょうはオプションSQ算出日で商いは通常より上乗せされたとはいえ、売買代金は連日高水準を保っている。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクに物色資金が集中。第一生命ホールディングス<8750.T>も上値追い、野村ホールディングス<8604.T>も買われ、金融関連株への人気が目立つ。アイ・オー・データ機器<6916.T>がストップ高に買われ、太平洋セメント<5233.T>も値を飛ばした。

 半面、明治ホールディングス<2269.T>が軟調なほか、NTT<9432.T>も下落。花王<4452.T>も冴えない。パイオニア<6773.T>JVCケンウッド<6632.T>などが大きく利食われ、森永製菓<2201.T>の下げも目を引く。クックパッド<2193.T>スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が急落、サンドラッグ<9989.T>サイバーエージェント<4751.T>も大幅安。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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