東京株式(大引け)=79円高、円安や原油高でリスク選好ムード続く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/10/06 15:38
 6日の東京株式市場は売り物を吸収して終始買い優勢の展開。日経平均株価は1万7000円台を目前にとらえる場面もあったが、後場は伸び悩んだ。

 大引けの日経平均株価は前日比79円86銭高の1万6899円10銭と4日続伸。東証1部の売買高概算は17億244万株、売買代金概算は1兆8673億7000万円。値上がり銘柄数は1116、対して値下がり銘柄数は714、変わらずは151銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場が堅調だったほか、外国為替市場で1ドル=103円台半ばまでドル高・円安が進行、WTI原油価格も約3カ月ぶりの高値水準に急伸したことを受け、リスク選好ムードが継続した。円安を好感して自動車など輸出株が強い動きをみせ、原油高で資源関連にも物色の矛先が向いている。ただ、日経平均は連騰疲れで上値が重くなっているほか、後場に入るとあすに予定される米9月の雇用統計発表を前にポジションを軽くする動きが出て伸び悩んだ。また、今月下旬から本格化する3月期の中間決算発表を意識して、積極的な買いが入りにくい面もある。売買代金は4日連続で、活況の目安とされる2兆円台を下回った。

 個別では、SOMPOホールディングス<8630.T>が高く、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクもしっかり。富士通<6702.T>が買い物を集めたほか、小野薬品工業<4528.T>も上昇基調。テクマトリックス<3762.T>が急反発となり、アーレスティ<5852.T>も物色人気に。国際石油開発帝石<1605.T>出光興産<5019.T>なども上値を追った。

 半面、任天堂<7974.T>が軟調、ディー・エヌ・エー<2432.T>も売りに押された。エービーシー・マート<2670.T>が大幅安に売られ、良品計画<7453.T>の下げも目立っている。三浦工業<6005.T>も下値模索の展開。セブン銀行<8410.T>が値を下げたほか、前日ストップ高のイマジカ・ロボット ホールディングス<6879.T>も利益確定売りに反落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
100000018
39,533.32
(15:45)
+32.94
(+0.08%)
3,473.0
(15:30)
-2.0
(-0.05%)
3,547.0
(15:30)
-24.0
(-0.67%)
6702
2,846.5
(15:30)
-0.5
(-0.01%)
1,873.5
(15:30)
-31.5
(-1.65%)
2,520.0
(15:30)
-45.0
(-1.75%)
558.0
(15:30)
+4.0
(+0.72%)
2,008.0
(15:30)
+1.5
(+0.07%)
1,015.5
(15:30)
-17.0
(-1.64%)
7974
8,250.0
(15:30)
+57.0
(+0.69%)
2,467.0
(15:30)
+363.5
(+17.28%)
3,017.0
(15:30)
+21.0
(+0.70%)
2,710.0
(15:30)
+31.5
(+1.17%)
3,635.0
(15:30)
+41.0
(+1.14%)
324.5
(15:30)
+0.1
(+0.06%)
477.0
(15:30)
-2.0
(-0.41%)