材料難で2日連続株価上昇しているので・・・

一旦利益確定売りが出るか

22日の日経平均株価は、
前日比52円37銭高の16,598円19銭で引けました。

米ドル為替が1ドル100円台後半まで円安に進行したことで、
輸出企業を中心に買い優勢で推移しました。


一時米ドル為替は99円台に突入したものの、
再度100円台まで戻してきています。

当面は心理的節目である100円を挟んで
為替は小幅なレンジで推移するものと考えます。


直近の株式市場は急激な円高進行によって、

業績が悪化する可能性が高い輸出関連株を中心に大きく売りが出て、
株式市場が軟調に推移しています。

多くの企業が想定為替レートを105円～110円で想定しているだけに、
現在の為替水準は業績を押し下げる可能性が高く、

日本株市場に暗い影を落とす大きな要因になっています。

仮に100円を本格的に割り込んだ場合には、
日本株市場は大きく急落するリスクがあることには注意が必要でしょう。


なお、本日は2日連続で小幅に株価上昇していることから明日は
いったん利益確定売りが出やすくなると想定します。

以上から23日の日経平均株価は、
「小幅ながら下落して引ける可能性がある」と判断しました。